みなさん、こんにちわ。キジファブリック 代表のKYOKOです。
目を背けたくなるときほど、現実から離れないようにと思う日々、
ベトナム戦争のことを今日は話そうと思います。
キジファブリック が扱うプリントのなかで多いのは花柄。
みなさんもリバティに始まり、キャスキッドソンが好きだったという
方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ベトナム戦争のころ、世界中で反戦運動がおこり、世界中の女性が
リバティのような花柄を着てその反戦の意思表示をしたといわれています。
子供や妊婦さんを巻き込む枯葉剤の恐ろしさがメディアを通じて
伝えられる悲惨な戦争でした。もともと、私は歴史が大好きでファッションを
通じて、そして音楽を通じて1960年代は多くの活動がありました。
多くのアーティストが反戦を訴えたと言われてます。
ずっと花柄に助けられ、キジファブリック を続けていくにもファッションを
通じた反戦活動はやらなければならないことでした。
2011年の震災の頃、何もできなかった自分を超えたかったから・・・・
自分の国で必要としているひとがいるのに、なにもできなかったことがショックでした
最近、大切に思うことは、キジファブリック は一番近くの人にこそ
愛をもって接すること。コロナで接触が少なくなった今こそ、
地元の西荻窪を中心としたコミュニティを気づき、そこから世界にむけて
できることを表現していきたいと切に思います。
ナタリーレテ さんが描く花柄が私は最も好きで、ナタリーさんの思いを
形にしようと立ち上がってみました。約1ヶ月で多くの方の想いがつまった
花をいま、花束にしてウクライナへ贈ることができそうです。
忘れてはならないのは、戦争に勝者は存在しないということ。
ロシアでもロシア人が犠牲になっており、国家というものは
ただ、人間が作った国境という線だけで区切られているだけのものであり、
ロシアにも善良な市民が暮らしていると思います。
私の心のなかに国境は存在せず、ただ一つの地球しかみえてきません。
ウクライナへの支援にとどまらず、他の国で起こっている小さな
戦争もあとを絶ちません。そして、この小さな日本にも
貧困や差別など小さな紛争はあるのです。
私が寄付を始めた理由は、今の日本の置かれている状況も一緒に変えていく
活動として、チャリティーTシャツを着ていただきながら、近くにいるひとに
暖かな声をかけてくださる人たちを増やそうとしたからです。
今こそ、自分の身の回りの人たちを大切にしていきましょう
それが私たちができる反戦運動につながっていきます。
本当にみんなの心をいただきました。ありがとう
KYOKO
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